2009年03月15日

マルチターゲットAF

R0010432

R0010436

CX1には連写性能を生かしたマルチターゲットAFというのがあります。
ピント位置を変えた7枚をいっぺんに撮影する(連写する)機能です。
使い方によっては面白い機能です。
このマルチターゲットAFでは測距点を選ぶことができないので、はっきり言えばアタリハズレがあります。
7枚撮るのですが、アタリが多い時は4枚、少ない時は1枚か0枚。
いまのところハズレが多いのは奥行きの幅が広い場合です。
例えば梅の花をマルチターゲットAFで撮ろうとすると、2枚は空や奥の枝・幹にピントがあうでしょう。
ハズレが2枚です。
あと2枚くらいはどうでもいい枝にピントが合うでしょう。
これで4枚のハズレ。
残り3枚のうち1枚は構図の真ん中あたりの花にピントがあって、その花より手前の何かに2枚ピントがあうと思います。
一方で、遠くに抜けていかない構図なら使えるでしょう。
上の写真みたいな構図ならどうでもいいような遠くの方にはピントがこないので。
上のは残念ながらぶれていますが、ピントとしては7枚のうち4枚がアタリでした。
マクロで撮っている時くらい、ずっと遠くの方にピントを合わせなくてもいいんじゃないかと思うのですが、ずっと遠くの方まで合わせようとします。
恐らく初心者向けというか、便利な機能的なものだと思いますが、ある程度写真撮影に馴れている場合はむしろ使いにくい機能だと思います。
posted by gr-digital.net at 19:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | CX1 b_entry.gif
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