
7人展を行いました。
今回、私の展示は8枚、横位置の写真を三々というサイズの額を縦にして展示しました。
8枚のうち女性の写真が6枚、松の写真が2枚。
女性三人を松林の中で撮ったのと松の写真で、8枚が全て松に絡んだものでした。
松林と女性の組み合わせはワルプルギスの夜をなんとなくイメージしました。
ワルプルギスの夜についてよく知らなくて、ゲーテのファウストに出てくる魔女が騒ぐ夜、くらいのイメージです。
展示した写真は日中に撮ったものなので夜ですらありませんが、森の中には魔女がいるという感じで解釈しました。
ヤン・シュヴァンクマイエルのファウストも頭の中にあって、迷い込むイメージもあります。
もちろんファウストの決め台詞のイメージも。
まとめると、女性が松林に迷い込み魔女が誘惑するイメージで8枚の写真を展示しました。
で、このような説明は全くの後付けで今書きながら考えたもので、ファウストを意識した写真は撮りたいと考えていますが、本当は「水と土」をテーマにしてまとめたつもりです。
「水と土」は現在新潟市で開催されている芸術祭のテーマでもありますが、新潟の土地を象徴する、よくとらえたキーワードだと思います。
水と土は生活の礎となっているものであるにも関わらず見過ごされていて、でも水と土が私達の生活や考え方の中で切り離せないものであることを意識した写真を展示したかったのですが、なかなか難しい。
新潟市は日本一長い信濃川と河口の水量が日本一の阿賀野川にかこまれていて、過去には水害があり液状化現象がありました。
その水と土の土地の象徴の一つとして松を中心に構成しました。
展示プランを考えはじめた頃は信濃川と阿賀野川と松の3つを取り入れたいと思っていたのですが、あれもこれもと考えると中々まとまらず、収拾がつかないので今回は以前から撮っている松にしぼりました。
本来アマチュアなら踏ん張って色々撮ったりすべきなのでしょうが、流されるのです。
ところで、Wikipediaの「ヴァルプルギスの夜に触発された文化」にピンチョンの「重力の虹」があるのですが、重力の虹の新訳版はいつでるんでしょうか?
当初の予定では今年の5月だったような気がしますが、来年になったみたいで。
まだV.も読み終わっていないので丁度いいですけどね。
夏の間に読もうと思って買っておいた嵐が丘も全く手をつけていないし、青
衝撃の紙質と、プリントに、多くのお客様が反応しておられました。
GRさんの挑戦的な展示にはいつも刺激を受けます。
今後の展開が楽しみです!
これからもよろしくお願いします。
ほんとYoshiさんが書かれた通り、
うーんと唸る写真でした。
次回も期待大ですね!?
土曜日にお邪魔した、茨城のjutoraです
みなさんのハイレベルな写真にかなりの刺激を受けました
また夜の部も楽しく、おいしく、新潟の夜を満喫しました
今後ともよろしくお願いします
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。