
何度か書いていますが、リコーの場合、特許が公開されるころには製品として発売されています。
公開された特許が未だ製品化されていないケースは基本的にボツです。
ある程度まとめて申請するのか、一つのテーマについて開発期間が短いのか、公開された特許がたたき台となってその後製品化されたと見えるケースもほとんどないと思います。
たたき台の特許も、それをベースに開発した製品も、特許の公開前に製品として発売されているので。
何が言いたいのかというと、1/1.7インチ用の5.3-22mm F2-3.5レンズというリコーの特許は、残念ながら日の目を見ないのではないかと考えています。
GXR用のS10後継か、もしくはGX200後継用に開発したものと思われますが、GXR関連の製品化に待ったがかかったのではないかと想像できます。
恐らく2011年の10月くらいに製品化されるような目標があったのではないかなぁと思います。
待ったの理由の一つはペンタックスとの合流がありますし、GXRが思っていたほど受け入れられなかったという現実もあるでしょう。
私はGXRは撮像素子の大きさが違うユニットがあった方が面白いと思うので、公開された特許のようなユニットもいいなぁと思うのですが。
なのでQユニットとか少し期待しています。