2016年03月20日

カメラとか写真が出てくる小説

G0071953

最近、カメラや写真を取り入れた小説を2つ読みました。「谷中レトロカメラ店の謎日和」と「江ノ島西浦写真館」の2冊です。

「谷中レトロカメラ店の謎日和」の方はタイトルからだいたい想像出来ると思いますが、谷中にあるレトロカメラ店が謎を解くという話。本屋で探すとわかるのですが、最近はお店の店主?が謎を解くのが流行りのようで、喫茶店や花屋、雑貨屋、色々な店主が謎を解いていそうな本が沢山あります。その中の一つがレトロカメラ店、中古カメラ屋です。
一つのエピソードにつき、古いカメラが一つ出てきて、そのカメラが謎に絡んでくるので中古カメラ屋の店主がカメラの知識を基にその謎を解くというような感じです。
出てくるレトロカメラは定番からマニアックなものもあり、上手いことエピソードに絡んできます。しっかりとした知識を持った方が監修をされているのかカメラに関する内容も変なところはありません。少なくともカメラに関して私が突っ込めるようなところはありませんでした。
すっごく面白い!というほどではありませんが、それなりに楽しめると思います。

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商店主が謎を解く小説の系譜をたどると、流行のきっかけとなったのは(読んだことがありませんが)「ビブリア古書堂の事件手帖」でしょう。その作者が書いたのが「江ノ島西浦写真館」です。
こちらはカメラの話はほとんどなく、亡くなった主人公の祖母が店主を務めていた写真館が舞台ですが、そこに整理に残っていた写真から謎を解く感じです。謎というよりも、写真館でかつて何があったのか写真を足がかりに主人公が知っていく、みたいな感じです。
内容からすると、シリーズ化が最初から決まっているようです。なので、この一冊では説明しきれていません。説明がない部分、次に持ち越す部分はミステリーのルールを破るようなものではないのですが、尻切れトンボではあります。

江ノ島西浦写真館
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どちらがオススメかといわれれば、カメラの話が沢山出てくる「谷中レトロカメラ店の謎日和」の方です。「江ノ島西浦写真館」の方はAmazonのレビューを見る限りでは「ビブリア古書堂」との関連があるようなので、こっちを読んでいる方にとっては感じ方がだいぶ変わるのかもしれません。
posted by gr-digital.net at 21:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 b_entry.gif
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