
GXR用の新しいカメラユニット、A12 28mmを手に入れたので色々と撮りました。
今日は予定外の出来事があり、あまり撮れなかったのですが、撮ったなかで感じたことなどを少しまとめました。
ちなみに、マイセッティングを入れていないので、画像設定などはほとんどいじっていない状態です。
WBはマルチパターンAWBが基本、ISO200、画像設定とWB設定はいじらず、3:2のjpgファインが基本です。
まずは箱から取り出したらレンズキャップが違う。
特許が切れたタムロン式の真ん中をつまめるタイプです。
もしかしたら今売られている50mmの方もこの形になっているかもしれません。
ボディにつけて電源をいれたら結構音がでかい。
音っていうのはレンズが動く音。50mmよりも大きい気がします。
もしかしたらシャッターの駆動音も大きいかも。
生産国がタイから中国に変わったせいではないと思いますが、この辺はリコーらしく安っぽい。
AFはファームアップ後のA12 50mmよりは早い気がします。
ただ、50mmよりもピントの中抜けが多いような。
ファームアップで追加されたピンポイントでも中抜けしやすい感じがしました。
50mmの方はスポットにすると違いがあるのですが。
AFの精度は50mmの方が上だと思います。
ただ、50mmとは違い拡大表示でピントの山を確認しやすい。
50mmはファームアップ後から2倍、4倍、8倍の拡大表示ができますが、2倍でも8倍でも同じようなものです。
28mmの方は2倍と4倍は違いを感じるので拡大表示する価値はありそうです。
残念ながら8倍はあまり意味がなさそうです。

画質はA12 50mmmと同じような感じです。
高感度のノイズは50mmよりもちょっと少なめかもしれません。
そのうち撮り比べて確認しようかと思います。
猫の写真がISO800です。
あとは気になったのがスローシャッターが案外ブレにくい。
GR BLOGのきょーちゃんの記事でやけに遅いシャッターを切っているので気になっていました。
自分としては1/16秒あたりが境目でこれより遅いとブレやすくなります。
GRD3は1/8秒くらいが境目なのでGRD3よりブレやすいのですが、高感度側の伸び代があるので同じような感覚で使えそうです。
一方でGRDとは同じ感覚で使えないのは最短撮影距離です。
A12 28mmの方は20センチですが、20センチって思っていたよりも寄れます。
一番上の写真がほぼ最短撮影距離だと思います。
寄れるのですが、ただGRD3のようにレンズ前1センチと比べると寄れないわけで、この点に関しては同じ感覚とはいきません。

はっきりと歪曲収差が把握できるような写真がないのですが、少なくとも気になるような歪曲はなさそうです。
GRD3よりも若干少ないくらい、初代と同じくらいじゃないかと思います。
周辺までかなりビシッと結像しています。
コンパクトなレンズですが、GRDと比べるとレトロフォーカス色が薄いレンズ構成だからでしょう。
以上、発売日翌日までに感じたことです。
正直、思っていたよりも28mmは良さそうです。
同じ撮像素子?なら50mmには敵わないかなぁと思っていたので、嬉しい誤算というやつです。
種々の設定を詰めていけば、GRDに匹敵するくらい使えることは間違いないでしょう。
リコー (2010-11-05)
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