2021年10月01日
GR3xの発売日
GR3xが無事に発売され早速手に入れた方も多いようです。
中には広角だからと今までGRシリーズを避けていた方もいらっしゃると思いますが、GR3xの換算40mmにより片手で完結するGRを手にする人が増えたことでしょう。
換算40mmのレンズによってこれまでより最もボケるデジカメのGRとなりましたが、少し絞ればちゃんと被写界深度が深くなります。
どのくらいまで絞った方がいいのか、しっかりと試したわけではありませんが5.6くらいで十分かなと感じています。
上の借り物GR3xで撮ったのは6.3ですが、等倍で見ると十分に被写界深度が深いのがわかると思います。
GR3と比べるとかなり絞りが効くのですが、被写界深度を深くフラットにしたい時でも小絞りボケを気にするほど絞らずに済みます。
私の場合、GR3はプログラムオートで使うことがほとんどです。新たに加わったプログラムライン、深度優先はGR3xの場合11まで絞るようで、フォーカスの組み合わせによっては偶然の要素も強くなり面白い写真が撮れそうな気がします。
こんなところは旧来からのGRユーザーを意識していることが感じられます。
換算40mmのレンズによりGR3xでGRの世界が広がることは間違いありませんが、これまでのGRの歩んだ道から外れていないカメラでもあります。
これまでGRで撮っていたやり方はそのままGR3xでも使えるように出来ています。