2023年04月13日
僕が考えるモノクロ専用機の明確で最強なメリット
予告していたペンタックスのモノクロ専用機が発表されました。
モノクロしか興味がないって方は、これからも世の中に一定の割合で存在し続けるように思えるので、十分な需要はあるんじゃないでしょうか。
フィルムだとオルソとパンクロがありましたが、パンクロなんでしょう。
一口にパンクロと言っても感光特性は銘柄によってだいぶ違いがあり、写真工学だったか感光特性をグラフにして紙面に掲載していたような記憶があります。
というわけで、フィルム銘柄の感光特性を真似たカラーフィルターを付けたバリエーションとかあったら面白いと思いますが、流石に出ないでしょう。
モノクロ専用で、かつTri-Xっぽくしか撮れないデジカメとかロマンしかありませんが、フィルム銘柄毎にボディを揃えるユーザーがどれだけいるか。
少なくとも私には買えません。
ところで、ペンタックスには特定のレンズにだけ使える画像設定があります。
それを発展させ、特定のレンズと特定の光学フィルターを組み合わせた時にだけで使える画像設定でTri-X風になるとか、それなら実現できるのでは。
GRのワイコンみたいに、バヨネット式のフィルターとレンズの先端に接点付けて、フィルターとレンズの組み合わせをボディに伝えることも不可能ではないと妄想します。
この時代、後処理でどうにでもなりそうな気がするのに光学フィルターはかつてないほど盛況です。
接点はともかく、モノクロ専用デジカメ専用フィルターは出るでしょう。Tri-X再現とは言えないけど、それっぽいフィルターが。
出す予定がなければ出してください。
ちなみに私はTri-XよりTMAX400派です。フジの黒白はどうにも合わないのでコダックばかりでした。
買う気もないのに考えるだけで妄想が膨らむモノクロ専用機ですが、でも専用機のメリットってどれだけあるのかなぁと思ってしまいます。
最新のフルサイズミラーレスで撮影して後処理したものに対して、APS-Cのモノクロ専用機を使うメリットはどれほどでしょう。
明確なメリットはモノクロしか撮らない、退路を断つそんな覚悟でしょうか。
何がメリットなのかは人それぞれなので置いておいて、メリットがなければ商品化しないでしょう。
人それぞれではありますが、それでも私が考えるメリットを一つ、そしてそれは間違いなく確実に一つだけあるメリットを最後に挙げます。
モノクロ専用機の一番のメリットは気になる・使ってみたい、そこです。
2023年04月08日
もう八重桜が咲いている
今年の桜は満開から5日も持ちませんでした。
あっという間に散ってしまいました。
そして、もう八重桜が咲き始めました。
いつもなら5月の連休が始まる前くらいに咲くので、3週間くらい早く咲き始めました。
染井吉野が4月はじめに咲くのはなんとなく受け入れられますが、八重桜がこんなに早く咲くのはちょっと信じられません。
写真を撮る前は恐らくそんなことは考えたことがなくて、花の名前なんて桜と梅と木蓮とチューリップとクロッカスと紫陽花と朝顔くらいしか知らなかったのに、写真を撮るようになってもう少し花の名前を覚えて咲く時期を覚えました。
それが何か役に立ったわけではありませんが、役に立たないものを積み重ねるらいが世の中丁度いいのでしょう。