
二代目を使うようになってからほとんど使わなくなった初代GRDは赤外用に改造しました。
どんな改造なのかというと中を開けてCCDの前についている赤外カットフィルターを取り除いて代わりのものを入れるだけ。
赤外カットフィルターとローパスフィルターは1つになっている(2つの機能を兼ねている)ので私の初代GRDはローパスがない状態です。
ローパスフィルターがなくなるとモアレが出ることになっているのですが今のところモアレが見られるものは確認できません。
モアレがでやすいものを撮って試したわけではないのでモアレがでないとは言えないのですが、普通に使っている分には問題はなさそうです。
で、何が言いたいのかというとコンパクトデジカメにローパスフィルターって必要なのか?ということです。
ローパスフィルターをつかってぼかすことでモアレが出にくくする反面、解像感が損なわれます。
ローパスフィルターで失われた解像感を出すために画像処理を行うわけですが、そのせいでデジタルっぽくなるようです。
ローパスレスになった私の初代GRDはフィルムカメラみたいだとは言いませんが、ローパスフィルターがあるときよりは無い方がよいように見えます。
画像処理は同じなので気のせいかもしれません。
もしかしたら最新のコンパクトデジカメにはローパスフィルターが使われていないのかもしれませんが、ローパスフィルターを使わないコンパクトデジカメならセンサーサイズが小さくてもかなりのものが撮れるような気がします。
*改造はいけません