2009年04月18日

写真と映画

R0161549
森山大道の新しいのが出たかと思い、本屋に行ったのですがありませんでした。
せっかくなので、最近「なぜ、植物図鑑か」をちょろちょろ読んでいることもあって、中平卓馬の本を買ってかえりました。
「中平卓馬 来るべき写真家」というやつ。
色々な中平卓馬論、対談をまとめたような本です。
対談は定番の森山大道もありますが、足立正生とのものも収録。
足立正生は映画監督ですが、日本赤軍としてパレスチナに行った人です。
本を見ると1973年の雑誌、映画批評に掲載されたもので、政治の季節のピーク、少しすぎた頃でしょうか。
足立正生や若松孝二もそうですが、映画関係は政治の季節の頃、扇動的な役割を積極的に担っていたものが多いように感じますが、写真の方は森山大道の新宿騒乱の写真を見ても扇動的とは感じません。
森山大道のブレは感度の低い映画用のフィルムの端をもらって使っていたのが始まりと言っていますが、新宿騒乱の頃に映画用のフィルムを使っていたか知りませんが、同じフィルムを使った映画と写真で、かなり違うようだと今更ながら思いました。
篠山紀信はヌード50周年?らしいですが、最近の映画にはおっぱいバレーなんてのがあります。
やっぱり、写真と映画でもおっぱいに対する態度がかなり違います。
おっぱいバレーの個人授業PV
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4 中平卓馬入門には良いかも。
posted by gr-digital.net at 09:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 b_entry.gif
この記事へのコメント
講談社のですか?
紀伊國屋・ジュンク堂にありましたよ。
あれ、復刻でしょうかね「光と影」。
Posted by Yoshi-A at 2009年04月19日 07:42
そうです、「光と影」
一応、復刻みたいですが元の写真集を知らないので復刻なのか、どうやって作り直したのか。
Posted by gr-digital.net at 2009年04月20日 08:53
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