撮り方

もう去年の話になりますが、細江英公の鎌鼬を買いました。
近くの本屋には入っていないのでamazonで。
amazonも発送予定が4週から6週となっていたので品薄だったのでしょう。
いつ届くのか期待せずに注文だけしていたら数日で到着。
今回の普及版ではオリジナルから3枚とられ、13枚の写真が追加されているそうですが、オリジナルの鎌鼬はもちろん復刻版も見たことがないので、どれが追加されたものなのかさっぱり分かりません。
当時のプリントがあったのでしょうか、違和感みたいなのはありません。

細江英公は鎌鼬を自分の記憶の記録と言っていたそうです。
学童疎開先が山形で、その時に接した田舎の記憶の記録っていうことなんだと思います。
その記憶に舞踏家が出てくるので、微妙にリアルな夢を思い出したような写真です。

たまたま持っていた数年前の写真工業に細江英公の記事がありました。
写美でやった時のものでしょうか？
その記事の中に鎌鼬を撮影中の細江英公という写真があります。


写真を見ると、走りながらどころか飛んで写真を撮っています。
なんだか写真ていうのは撮っていると、スーっと冷静になる気がしますが、そんなのは写真の一部でしかないのだとわかります。

鎌鼬(普及版)

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