
写真ってのは露出とかピントとか焦点距離をコントロールして作画するわけですが、ピントっていうのはコントロールできるようで意外と不自由です。
ピントの自由度を高めるには古典的な蛇腹のカメラが未だに有利で、篠山紀信の大判で撮ったポートレートはピントがものすごいことになっていて、そういうのを見ると自分も4x5で撮ろうと思います。
ですが、4x5で撮るってのはそれだけで大変だし、ましてピントをコントロールするのはさらに大変です。
ピントをコントロールして松を撮ろうと思い4x5でやっているのですが、撮りたいようなものになりません。
で、面倒な4x5じゃなくて便利なデジカメに蛇腹カメラのようなアオリ機能がないものかと思うのです。
デジカメのライブビューで撮るやり方は蛇腹カメラのピントグラスをルーペで覗く撮り方に似ているので、アオリもやりやすいでしょう。
小さく軽くなれば枚数も撮れるでしょう。
枚数が撮れれば、偶然でも撮りたいものに近づけるでしょう。
なのでGXRには蛇腹ユニットを期待します。