
リコーによるHOYAのカメラ事業買収についての会見に関する記事の中からリコーの社長の発言で気になったものをピックアップしました。
「写真本来の楽しみ方はレンズ交換式カメラに集中していくと考えている。その中で二極化していくだろう」
「歴史のある話し。2年ほど前に私が鈴木社長に会いたいといってカメラ事業の話しをさせてもらった。『こんなものを作って欲しいよね』という話しをした」
「お嫁に来て貰った感じ」
「新しいミラーレスカメラ(Qのこと)が出るタイミングであるし、持参金を持ってきてもらったったようなものと考えている」
この発言から推測すると、
ペンタックスの買収はお嫁に来てもらったようなもので、Qはその持参金。2年前にリコーからHOYAにカメラ事業に関することで声をかけ、その中にはQのようなものをペンタックスに作って欲しいという話もあった
となります。
一方で@thisistanaka氏は
「PENTAX Q」の開発スタートは、あるカメラ開発者が、「ほれっ」と引き出しの中から取り出した趣味で作ったauto 110ベースの試作デジタルカメラだったそうだ。
とツイッターに書いています。
もちろん、あるカメラ開発者というのはペンタックス所属の開発者でしょう。
リコーの社長が『こんなものを作って欲しいよね』と話したことが開発スタートというわけでもないのかもしれません。
ただ噂サイトではauto100のレンズが使えるミラーレスが8月に発表される、という話があるので@thisistanaka氏はこっちの事を示唆しているのかもしれません。
Qの開発経緯の真相はわかりませんが、リコーの社長が持参金と呼ぶくらいなので評価していることは間違いないと思います。