
東京に行って美術館とギャラリー巡りをしたいと思っていたのですが、天気が悪そうなのでやめました。
行かなかったで新幹線代の2万円で写真集買おう!と思ったのですが、いざ本屋へ行くと買おうかどうか悩みます。
中平卓馬の新しいというか古い写真のやつが欲しいのですが、小さい割に高いなぁとか思ってしまうのです。
で、小林紀晴の「写真と生活」を買いました。
税込で999円。
写真家にインタビューしに行く記事をカメラ雑誌で連載していたものをまとめたものです。
2時間もあればさらっと読めるかと思う分量ですが、ゆっくりと読みたい内容です。
小林紀晴は「写真学生」でもわかりますが、言葉にするのが上手いなぁと思います。
饒舌でない代わりに、少ない言葉で効率良く伝えるというか。
写真家それぞれの概要は説明が少なくざっくりとしているので写真家を俯瞰するような感じではなくて対等というか、目線がリアルな感じで、本のタイトル通りです。
高木こずえがいつもピースしているのが気になっていたのですが、その事が最後に書いてあって、それだけで読んでよかったと思いました。