
赤外写真の定番フィルターはR72です。
720nmの光を半分通るフィルターで、720nmを境に可視光側は通らずに赤外側が通るフィルターです。
しかし、最近はebayで買った680nmが半分通るフィルターを使っています。
中国製かと思ったらシンガポールから送られてきたフィルターですが、箱には台湾製みたいなことが書かれた怪しいフィルターですが、使った感じではちゃんとしているようです。
R72と比べると露出は1段以上違いそうで、それほど条件がよくない時でも撮れます。
一眼レフにつけるとR72ではファインダーが真っ暗になってしまいますが、680nmのやつはうっすらと見えます。
ちなみに650nmのフィルターもついて来ましたが、これはR1フィルターと同じような感じなので赤外写真向きではない感じ。
680nmだと葉っぱが白くなるけど650nmでは白くならない、とかそんなところが。
葉っぱが白くなりすぎるのを嫌うなら、赤外感度のいいデジカメと650nmの組み合わせも悪くはないかもしれませんが、赤外カットフィルターを取り除いたものでないと赤外っぽさは出てこないと思います。
680nmは赤外カットフィルターを取り除いたものでなくても、赤外っぽさは出ます。
というわけで、初めてのデジタル赤外写真用に680nmのフィルターはオススメです。
ちゃんとしたフィルターが無さそうで、怪しいのばっかりですが。