2015年06月30日

GR IIとペンタックス



GR IIはてっきりP-TTL対応になったのかと思ったら、内蔵フラッシュがコマンダーになってリモート発光ができるだけなのですね。
GR II 機能紹介「WB、オートマクロ、外部フラッシュ等々」
なんというか、複雑な。
P-TTL対応したらいいのに、と思いますが、互換性を優先ということでしょうか。
アクセサリー類だと、GRDシリーズではワイコンが2種類とテレコンが1つ、GR用はまた別のワイコンで、これら4種類のコンバージョンレンズはそれぞれ互換性がないのだから、リコー用のクリップオンストロボだけ頑なに踏襲する義理がどこにあるのかわかりませんが、何かあるのでしょう。
なんで、GRがP-TTLに対応した方がいいのかというと、例えばニッシンのi40のようなペンタックス用が用意されていないサードパーティ製のクリップオンストロボがペンタックス対応版を出す可能性が高くなると思うから。
P-TTL対応のカメラが世の中に増えれば、最近流行りのバッテリータイプのモノブロック、ジェネレーターのストロボがP-TTL対応になって645Zでもハイスピードシンクロが使える可能性がほんのわずかでも高くなるんじゃないでしょうか。
リコーイメージングとしては、自社のクリップオンストロボを売りたいと思いますが、ユーザーとしては選択肢が増えた方が単純に嬉しい。
今回、GR IIで画像処理でペンタックスと近づけた感がありますが、いっそうの事一緒にしてもいいと思うのです。
かつて、ニコンはピクチャーコントロールでD2xっぽい色再現を提供していました。新しい機種とのD2xを一緒に使っても違和感がないように、という配慮だと思います。
GRもペンタックス風をメインに、これまでのリコー風も設定できるでいいのでは?
これまでのリコー風といってもGRDシリーズは結構色がバラバラなので、何をもってリコー風と捉えるか人それぞれで難しいかもしれませんが、バラバラだったのであればペンタックス風にしても問題はないような気もします。
性能のブラッシュアップ、新しい機能の搭載がいずれも中途半端に感じるので、GR IIでそういった方針をキッチリと示してもよかったんじゃないかと思います。
posted by gr-digital.net at 21:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 b_entry.gif
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