2024年09月27日
お金持ちのペンタックス
噂のライカQ3 43が正式発表されました。
43mmのレンズは珍しいですが、ペンタックスはKマウントで現在も、過去にはLマウントでも43mmの交換レンズを販売しています。
残念ながら知名度の差により、数年後は時系列を知らない方がペンタックスの43mmをプアマンズライカと呼ぶかもしれません。
ところで、ペンタックスはどうして43mmにしたかというと、ライカ判の対角長が43mmだからだそうです。
ライカ判の標準レンズは約50mmで、これはライカのelmaxが51.6mmだったことに由来しますが、中判では対角長が標準レンズで約50mmよりちょっとだけ広い。
ライカ判で50mmは狭いからペンタックスはライカ判の対角長の43mmにしたとか。
で、突然のライカが43mmです。
以前から私はペンタックスは一眼レフのライカになれと主張してきましたが、なんとライカの方が先にレンズ一体型デジカメのペンタックスになったのです。
間違いありません、ライカはペンタックスになろうとしているのです!
数年後には43mmのブライトフレームをつけたM43を出すでしょう。
そもそも、デジカメで28mmといえばGR、ニコンもフジも挑戦した28mmのレンズ一体型デジカメでリコー以外で唯一残ったのライカのQシリーズ。
Qだって後追いって言えば後追いです。
ライカにはいくつもの伝説的なレンズがありますが、28mmは影が薄い。それなのにQで28mmを採用したのはGRの成功を見たからでしょう。
43mmではありませんが、GR3xは換算40mm。28mmだけでなく、こちらでも先行しています(こっそりとファームアップで換算43mmクロップを追加しておいた方がいいと思います)。
ペンタックスの43mmはプアマンズライカではありません。Q3 43がお金持ちのペンタックスなのです。
ライカもQ3 43とか面倒くさい名前はやめて、素直にQ3pとかにすればいいのに。
2024年09月18日
ぽい写真
8人展では5枚の写真を貼りましたがそのうちのカラー3枚になります。
Yoshi-Aさんっぽい感じの写真を選んだつもりでしたが、実際に並べてみるとそうでもないのがわかりました。
それでも、M谷さんがYoshi-Aさんっぽいと言ってくれたので、それなりにぽいのかなと思います。
ただ、Yoshi-Aさんは毎日こんな感じで撮っていたことを考えると本質的には全然違う写真です。
そのM谷さんの話では、最後は柳ヶ瀬の写真を展示したいと話していたそうです。
Yoshi-Aさんから「ここだけの話なんだけど」とか言われて色々なことを聞きましたが、だいたいはみんな知ってるくらいに誰にでも話していたようですが、柳ヶ瀬で終わりにしたいというのは初耳でした。
Yoshi-Aさんの地元が岐阜で、岐阜の繁華街が柳ヶ瀬ですが、郷愁的な思いがあるのか、故郷の岐阜で展示したいと考えていたのかは今となってはわかりませんが、望郷的な気持ちがあったんだなと少し意外に思いました。
それを考えるとYoshi-Aさんの写真はStingのEnglishman In New Yorkみたいな色もあるのかなという気もしてきますが、きっと本人は否定するでしょう。
写真は押せば誰でも撮れるのに、押しただけなのに、明らかに押した人によって違うものが撮れてしまうオカルトめいたところがあり、考え出すときりがありません。
2024年09月03日
第12回 私のステートメント的なやつ
以下は9月5日から開催する写真展『私たちのまなざしとその記憶 12』における、私のステートメント的なやつです。
ちなみに、上の写真はGR Tripで集合写真を撮影した時のものです。
真ん中に写っているのがYoshi-Aさんです。
4月13日 講のメンバーと安藤さんのご自宅に伺ったその日の夜 どうにも眠れないものだから 訪問の際に見せていただいた真新しい21mm、75mm、2本のレンズのことを考えました いずれもフォクトレンダー製でf1.4の明るく重いレンズです。
この2本のレンズは状況が難しいことが明らかになってから注文したものですから、明確に使う意図、シチュエーションがあり注文したレンズでしょう
安藤さんがSuper-Angulon、21mmを使い撮影された写真は何度となく拝見していますから 21mmに手を伸ばしたことに疑問はありません
しかし75mmは意外なレンズです
Super-Angulonをはじめ 広角の印象が強い安藤さんに中望遠レンズは意外に思えましたが 少し考えてみるとその印象は失礼だったことに気づきました
私が覚えているだけでも安藤さんが使われていた中望遠レンズに ハッセルブラッド用のS-Plannar 120mmがあります
ライカ判に換算すると75mmに近い画角となるこのレンズを気に入っていることは何度も伺っていました
安藤さんにとっては中望遠も広角と同様に馴染んだ画角だったのでしょう
では 21mmと75mmの2本のレンズで何を撮影しようと考えていたのか
生涯アマチュアに拘った植田正治の晩年は自宅に作った砂丘のミニュチュアやオブジェを組み合わせて撮影していたこと
今でも路上に拘る森山大道ですが歩けなくなったら4x5を使って自宅で撮影すると言っている
そんな話を安藤さんから伺った記憶があります
今になって思えば 安藤さんご自身の老いていく体に思いを重ねて話されたのかもしれません
しかし、ストリートスナップの名手である安藤さんですから 体に老いを感じたとしても静物ではなく路上に拘ったのではないでしょうか
安藤さんからは沢山の写真家の話を伺いましたが 中でも話題が多かった一人は荒木経惟だったと思います
荒木経惟は前立腺がんを患い片目を失明していますが それ以降も病院へ向かうタクシーの中から撮影した写真を発表しています
安藤さんのブログ「Yoshi-A の写真の楽しみ」にも書かれていましたが 闘病生活ではお嬢様が運転する車で様々な場所へと足を伸ばしたそうです その車の中でもスナップを、ストリートを撮れる 安藤さんはそう感じたのではないでしょうか
ある雑誌に車椅子に乗りながらもα7で撮影するウイリアム・クラインの姿が掲載されていましたが 車内からの撮影だけでなくそのイメージも頭に浮かんだのかもしれません
残されたカメラにはライカの他にα7cもありました
ご自宅で拝見したカメラやレンズのこと、古町でコーヒーを飲みながら話したことを思い返すうちに、ライカに21mmを、α7cに75mmを付けて後部座席から撮影する そんな安藤さんの姿が思い浮かびました
もちろん私の妄想でしかなく 21mmと75mmのレンズを用意した真意はわかりませんが 撮影への情熱はまるで衰えていないことは疑いようもありません
過去に固執せず積極的に新しい機材を取り入れ 90歳を超えても撮影を続ける川田喜久治に対する敬意の言葉を何度となくお聞きしていました
そして安藤さんもそうあろうとしていました
新しく2本のレンズを用意したことからも疑いようがありません
植田正治、荒木経惟、森山大道、川田喜久治、ウイリアム・クラインがそうであるように 安藤さんも挑戦を続けています
路上に拘り挑戦を続けたアマチュア写真家 安藤善治とグループ展でご一緒でき また時には街中で声をかけられコーヒーを飲みながらあれこれと話をできたことは 光栄であり、そして 行動をもって挑戦を続ける姿を間近で見せつけられたことは 他に代えることのできない経験です
Yoshi-Aさん、ありがとうございました
2024年08月28日
インクジェットプリンターは人の気持を知らない
あと1週間に迫り、ようやく重い腰を上げて印刷しました。
腰が重くなるのは、インクを交換すると別のインクが無くなったと言い出すのがわかっていたからです。
インクジェットプリンターはそういう奴なんです。
インクが1つ無くなっているのでそれは交換しないといけないのですが、それを交換してガチャガチャやったあとに、1枚も印刷していないのに!さらに2つ交換しろって言い出すと思ったので、一気に4つ交換しました。
足し算が合いませんが、1つ交換してから2つ交換すると、さらにもう1つ交換しろって言い出すと私はわかっているのです。
インクジェットプリンターは人の感情がわからないので、平気で、当たり前のように、ためらうことなく私の機嫌を損ねます。
別に人質を取られているわけではありませんが、インクジェットプリンターによって私の感情は揺さぶられますが、それでもインクジェットプリンターを使います。
使っているプリンターはキヤノンですが、今回はエプソンの絹目を使いました。
絹目にしたのはyoshi-Aリスペクトのためです。
yoshi-Aさんは色々な紙を試していましたが、結局展示に使うのはエプソンの絹目でした。
一方、私はエプソンの絹目はずっと使っていませんでした。なんとなく苦手な印象を持っていたからです。
久しぶりに使ってみると元データより明瞭度が高くなったような印象で、思っているよりハッキリクッキリしたものになりました。
私は曖昧に仕上げがちなので、そのあたりが苦手な印象につながっていたのでしょう。
一方で、目的のyoshi-Aリスペクト感は一定以上は出せたのではないかと思っています。
もちろん一緒に見たら全然違うと思うのですが、今回の展示でその違いを私も感じたいなと考えています。
2024年08月09日
新しいショールーム
GRのショールームみたいなのができたそうです。
RICOH GRの交流拠点が原宿に誕生…スナップ愛好家の全世代に向けて
渋谷のちょっとだけ入ったところですが、このあたりの看板は撮ったことがある方も多そうです。
昔、この路地に入るところにあるビルの2階にトマホークチョップというスニーカーのお店があったような記憶があります。昔すぎて、そうだったような違うような。
ちなみにトマホークチョップは悪いことを沢山して今はないそうです。
トマホークチョップは高くてとても買えませんでしたが、シャキール・オニールが履いたのか、同じサイズのシャックアタック(シグニチャーモデルのスニーカー)が飾ってあったと思います。自分より倍以上に大きなサイズで衝撃的でした。
昔のことついでに、銀座にあったRING CUBEはホワイトキューブっぽい名前とは違いカーブしかない展示スペースでした。円筒状の建物だったのでしょうがないですが、展示スペースとしては平面の方がいいと思います。その点、新しいところは普通の壁で見やすそうです。
面白いというか、興味深いのが定休日です。火曜日・水曜日・祝日および指定休館日となっています。
結構休むんだなと思うのと、
>月間利用者数の目標は明確ではないが、200名弱の来場を見込む
とあり、そんなに少ないならもっと休んでもいいんじゃないかというのと。
逆に言えば伸びしろが沢山あるということでしょう。
伸びしろを活かすためにも、とりあえず普通にカメラが買える状況になって欲しいと思います。
2024年08月05日
2024年07月08日
ペンタックス17のレリーズはどうしてケーブルレリーズじゃないのか
ペンタックスのハーフ判のフィルムカメラが発表されて、発売されたのか、そろそろ発売されたのかわかりませんが、正直そんなに作りたかったカメラがそれかよって気がしないでもありません。
見た目は人それぞれ好みがあると思うので置いておいて、10年後、20年後に壊れたら直せなさそうなカメラを今になって販売する意味がわかりません。
正直、もっとアナログなものを作るんだと思っていました。
アナログなやつが望まれていると思って販売したら思った以上に売れなかったニコンのFM3Aがあるのでしょうがないのかもしれませんが。
それにバルナックライカが今でも修理されて使えることを考えたら、壊れても直せそうな機会式カメラをいま出しても敵わないのかもしれません。
それは別として、つまらないと思ったのがケーブルレリーズ対応じゃないところ。
昔ながらの物理的なレリーズじゃなくて電子的なやつに対応しているのです。
物理的なレリーズにしろ、電子的なレリーズにしろ、使う方はほとんどいないと思うのですが、どうして電子的なレリーズに対応したのでしょうか。
レリーズには一切対応せずに少しでも安くするとか、どうせ使われないレリーズでも物理的なシャッターボタンにねじ込むアクセサリー類で遊べる余地を作るとか、選択肢は3つあると思いますがペンタックス17は一番意図がわからないものを選んだ印象です。
Bluetooth対応のレリーズが新規で発売するならわかりますが、そんなことはありません。
レリーズに関して、どこかのメディアが聞いて欲しいところです。
私はフィルムじゃなければダメって人間ではありませんが、フィルムはダメって人間でもありません。
フィルムで撮影される方、フィルムじゃなきゃダメって方にとって、このハーフ判カメラの発売によってフィルムで撮影できる状況がより長く持続するのであれば、それは素晴らしいことだと思います。
写真文化を支えるカメラメーカーの鑑と言えるでしょう。
それでも、仕様の意図は理解できません。
ただ、レリーズを使われる方はほとんどいないと思います。私がレリーズを使ったのは撮影した全体の0.1%もないはずです。
つまり、あまりにも些末な揚げ足取りです。
本当は私も使ってみたいのです。
新しいカメラ、使ったことがないカメラを使ったら、いつもとは違う写真が撮れるんじゃないか、令和の新フィルムカメラはそんな期待感を持たせるに十分じゃないかと思います。
2024年04月14日
折れた桜
2023年11月29日
はじめて四十肩になる
ついに、四十肩をやってしまいました。
一昨日の朝、両手を上に上げて伸びをしたときになりました。
グキっと音がしたんじゃないかと思うくらいのグキ感があり、その瞬間から右肩から首が痛くなりました。
ただ肩は30分くらいで動くようになりました。
多少痛さはありますが、日常に不便はない程度。
一方で、首が痛い。
首の角度を30度から立てようとすると痛いくらい。足元から1m先を見れるくらい。
上半身を反らしてそのさきを見る必要がありました。
少し歩いていたら体が温まったのか、少しだけ首を立てられるようになりましたが座っているとまた痛くなります。
首が上がらないのでコーヒーカップの残りを飲み干すのが大変でした。
そして、寝るのが辛かった。
痛いせいなのか、まともに寝れません。
睡眠不足の翌日は首も多少は上がるようになり、ちょいちょい痛い程度でコーヒーカップに飲み残すこともなくなりました。
ただ気になることが一点。
検索すると、どうやら典型的な四十肩ではないようです。
ということは、これから先に典型的な四十肩が待ち構えている可能性が。
2023年08月29日
2023年8月雨が降らなかった新潟
7月19日に27.5mm、7月20日に1.5mmの降水量が記録され、8月28日の2mmまで降水量は記録されませんでした。
このまま、今年の8月の降水量は2mmになりそうです。
去年2022年8月の降水量は280.5mmで2021年8月は163.5mm、2020年8月は101.5mm。
ざっと見て8月の降水量が少なかったのは2010年の8月で39.0mm。
当時のことは全く覚えていませんが、ちゃんと降ったのは2日だけだったようです。
覚えていないので、たいしたことなかったのでしょう。
今年は記録的に雨が降らなかったのですが、忘れる前に写真と共に振り返ってみました。
梅雨明け前の7月15日です。
今年はあまり傘を持って出ることが少ない気がします。冬の頃から。
ただ、そのせいで3回くら濡れました。
8月7日の写真です。
たまたま万代橋を歩いていたらゲリラ豪雨みたいなのが見えました。
弥彦山が見えないので、その間に降ったと思われます。この雨雲は新潟市内へ向かっていましたが市内は降りませんでした。
8月19日の写真です。
降水量が少なく、信濃川の水位が下がり海水が逆流しているとか。
信濃川が青く海っぽく見えるのはよくあるような気もします。
8月26日に雨乞いをしてきました。
探すとなんでもあるものだと思いました。
写真はありませんが、その2日後、8月28日に降水量2mmを観測しました。
雨乞い成功です。
たった一度の成功に気をよくして、これからは雨乞い専門家になろうと思います。
よろしくお願いします。
このまま、今年の8月の降水量は2mmになりそうです。
去年2022年8月の降水量は280.5mmで2021年8月は163.5mm、2020年8月は101.5mm。
ざっと見て8月の降水量が少なかったのは2010年の8月で39.0mm。
当時のことは全く覚えていませんが、ちゃんと降ったのは2日だけだったようです。
覚えていないので、たいしたことなかったのでしょう。
今年は記録的に雨が降らなかったのですが、忘れる前に写真と共に振り返ってみました。
梅雨明け前の7月15日です。
今年はあまり傘を持って出ることが少ない気がします。冬の頃から。
ただ、そのせいで3回くら濡れました。
8月7日の写真です。
たまたま万代橋を歩いていたらゲリラ豪雨みたいなのが見えました。
弥彦山が見えないので、その間に降ったと思われます。この雨雲は新潟市内へ向かっていましたが市内は降りませんでした。
8月19日の写真です。
降水量が少なく、信濃川の水位が下がり海水が逆流しているとか。
信濃川が青く海っぽく見えるのはよくあるような気もします。
8月26日に雨乞いをしてきました。
探すとなんでもあるものだと思いました。
写真はありませんが、その2日後、8月28日に降水量2mmを観測しました。
雨乞い成功です。
たった一度の成功に気をよくして、これからは雨乞い専門家になろうと思います。
よろしくお願いします。
2023年04月13日
僕が考えるモノクロ専用機の明確で最強なメリット
予告していたペンタックスのモノクロ専用機が発表されました。
モノクロしか興味がないって方は、これからも世の中に一定の割合で存在し続けるように思えるので、十分な需要はあるんじゃないでしょうか。
フィルムだとオルソとパンクロがありましたが、パンクロなんでしょう。
一口にパンクロと言っても感光特性は銘柄によってだいぶ違いがあり、写真工学だったか感光特性をグラフにして紙面に掲載していたような記憶があります。
というわけで、フィルム銘柄の感光特性を真似たカラーフィルターを付けたバリエーションとかあったら面白いと思いますが、流石に出ないでしょう。
モノクロ専用で、かつTri-Xっぽくしか撮れないデジカメとかロマンしかありませんが、フィルム銘柄毎にボディを揃えるユーザーがどれだけいるか。
少なくとも私には買えません。
ところで、ペンタックスには特定のレンズにだけ使える画像設定があります。
それを発展させ、特定のレンズと特定の光学フィルターを組み合わせた時にだけで使える画像設定でTri-X風になるとか、それなら実現できるのでは。
GRのワイコンみたいに、バヨネット式のフィルターとレンズの先端に接点付けて、フィルターとレンズの組み合わせをボディに伝えることも不可能ではないと妄想します。
この時代、後処理でどうにでもなりそうな気がするのに光学フィルターはかつてないほど盛況です。
接点はともかく、モノクロ専用デジカメ専用フィルターは出るでしょう。Tri-X再現とは言えないけど、それっぽいフィルターが。
出す予定がなければ出してください。
ちなみに私はTri-XよりTMAX400派です。フジの黒白はどうにも合わないのでコダックばかりでした。
買う気もないのに考えるだけで妄想が膨らむモノクロ専用機ですが、でも専用機のメリットってどれだけあるのかなぁと思ってしまいます。
最新のフルサイズミラーレスで撮影して後処理したものに対して、APS-Cのモノクロ専用機を使うメリットはどれほどでしょう。
明確なメリットはモノクロしか撮らない、退路を断つそんな覚悟でしょうか。
何がメリットなのかは人それぞれなので置いておいて、メリットがなければ商品化しないでしょう。
人それぞれではありますが、それでも私が考えるメリットを一つ、そしてそれは間違いなく確実に一つだけあるメリットを最後に挙げます。
モノクロ専用機の一番のメリットは気になる・使ってみたい、そこです。
2023年04月08日
もう八重桜が咲いている
今年の桜は満開から5日も持ちませんでした。
あっという間に散ってしまいました。
そして、もう八重桜が咲き始めました。
いつもなら5月の連休が始まる前くらいに咲くので、3週間くらい早く咲き始めました。
染井吉野が4月はじめに咲くのはなんとなく受け入れられますが、八重桜がこんなに早く咲くのはちょっと信じられません。
写真を撮る前は恐らくそんなことは考えたことがなくて、花の名前なんて桜と梅と木蓮とチューリップとクロッカスと紫陽花と朝顔くらいしか知らなかったのに、写真を撮るようになってもう少し花の名前を覚えて咲く時期を覚えました。
それが何か役に立ったわけではありませんが、役に立たないものを積み重ねるらいが世の中丁度いいのでしょう。
2023年03月31日
桜と花粉
2023年02月17日
三寒四温
2023年02月14日
キスとキッス
キヤノンがkissの名称をやめるそうです。
元々、日本でだけか東アジアあたりだけでkissを使っていたと思うのですが統一するのでしょう。
トヨタのヴィッツがヤリスになったようなものでしょうか。
私のようなおっさんにはkissの名称が気恥ずかしいのはよくわかりますが、もったいない気もします。
ところで私が好きなkissはメルティーキッスです。
冬季限定のチョコレートで今シーズンで12年目になるそうです。
もっと前からありそうな気がしたので12年目は少し意外です。
子供の頃はチョコレートの中に何かが入っているものは嫌いでしたが、いつの間にかメルティーキッスのように中に何かが入っているチョコレートも好きになっていました。
今では立方体のメルティーキッスよりも好きなくらいです。
さて、カメラの方は「キス」と発音すると思いますが、チョコレートの方は「キッス」です。
かつてkissのCMにも使われたI was made for lovin' youを歌ったのは「キッス」です。
ナンシー・シナトラのLike I Doは日本語タイトルがレモンのキッス。
カメラの方も「キッス」だったら結果が違ったのではないかと思わずにいられません。
「キッス」と比べると「キス」は生々しさがあって、気恥ずかしいのかなという気がします。
もちろん、EOS kissが生まれた時の感覚はそうではなかったのでしょう。
ミラーレスになったあたりで「キス」から「キッス」に変わっていたらと思わずにはいられません。
2023年02月13日
名門ボードゲーム部
名門リコー将棋部が快挙をなしたわけですが、リコーって棋戦のスポンサーやっていないイメージがあります。
調べたわけじゃないので、実際はしているのかもしれません。
リコーが開発した自動棋譜入力がありましたが、結局あれは実用化したのでしょうか。
自動棋譜入力はスマホアプリ化すればいいのにと思います。
スポンサーでいえば電竜戦の協賛くらいしたらいいと思うのですが、しないのは何かあるのでしょうか。
あんまり関係ないような気もしますが、タミヤが自動運転ラジコンレースで圧勝したことを考えるとリコーも電竜戦を荒らしてもいいのでは。
https://www.youtube.com/watch?v=FZ3F-rzM2cU
電竜戦はともかく、建て替えたら杮落としに三愛ビルでタイトル戦を誘致してみてはと思います。
タイトル戦でなくても非公式戦で銀座杯とかどうでしょうか。
ソニーとか歌舞伎座を巻き込んで、おやつスポンサーはいくらでもいるでしょう。
私はたちばなのかりんとうが好きです。木挽町の焼印が入ったどら焼きも嬉しいです。昔、どら焼きをもらった気がしますが焼印を作ったならGR meetで配ればいいのに。
プレイヤー人口でいえば将棋よりも麻雀の方が多そうなので、麻雀で感想戦と不完全・不確定で評価が可能なアプリとかあったらとも思います。
リコー将棋部はボードゲームの名門ですから、もっとアピールしたらいいのにという話でした。
2023年01月29日
憑き物が取れた日
前回、電源が入らないと書いたのですが、その後毎回電源がちゃんと入ります。
10年に1度の寒波が来る前から、なんなら夏だって押しても電源が入らないことがあったというのに何回でも連続で電源が入ります。
電源ボタンを押しても無反応ということが全くありません。
バッテリーのへたりじゃなくて電源ボタンの押し方が悪かったのでしょうか。
試しに色々な指で押してみましたが、どの指でも電源が入ります。
それまでが嘘だったかのように、憑き物が取れたかのように電源が入ります。
この半年くらいでしょうかゴリラポッド用のクイックシューを付けているのですが、バッテリーのへたりじゃなければこれが悪いんじゃないのかと訝しんでいたのですが、クイックシューを付けたままですんなりと電源が入ります。
本当に憑き物が取れたとしか思えないくらいです。
そんな非科学的な考えを採用したくなるほど、電源が入らなかったのです。
一方で、相変わらずOKボタンはぎゅーっと押さないと反応しません。
これも何かが憑いているのかもしれません。
2023年01月26日
待ち遠しいもの
クソ寒いので我が家の水道も凍ってしまいました。
凍ったっぽいところにカイロを貼って、その上からプチプチを巻いたら思っていたよりもすぐに水が出てきたので特になんともありませんでした。
朝の5時に一度目が覚めて、水道凍ったかなと思って使った時は確かに流れていたのです。
なんだ大丈夫じゃないかと二度寝をしているうちにやられました。
幸い、メーターの動きを見る限り破裂とか漏水はなさそうです。
せっかくですから、凍結に負けず一面銀世界の写真を撮ればいいのですが、私のGR3は寒いと電源が入りません!
バッテリーがヘタっているせいだとは思いますが、なかなか動きません。
そして、バッテリーとは関係なくOKボタンをぎゅーっと強く押さないと反応しません。
OKボタンが駄目なら寿命かとも思いましたが、案外なくてもなんとかなります。
なんとかなるうちにGR4が出ないものかと春よりも待ち遠しくしております。
2022年12月20日
ペンタックスが令和最新版フィルムカメラを作るというので
我が新潟は2日近く降り続けた雪に埋もれましたが、冬の初めのせいか案外溶けていくので嵩はそれほどでもありません。
ピークは50センチくらいあったのに、それからは降っても降っても高さは変わらないどころか少し低くなるくらい。圧縮されて重くなっているわけですが。
ただ、ずーっと絶えず降り続けていたので影響は大きかったようです。
そんなわけで雪の写真を撮る気力はありません。
そんなことよりも、ペンタックスがフィルムカメラを作るというニュースです。
最初はコンパクトカメラで次にハイエンド、その次が一眼レフ?
コンパクトカメラは中古が高騰して、フジのナチュラなんて一時10万円くらいだったような。
その後、なんでもないようなコンパクトカメラまで3〜4万円とかで、確かにフィルムカメラを始めるには難しい状態です。
最初に一眼レフじゃないのは、フレキが切れたら修理できないようなコンパクトカメラと違ってLXとかはなんとか修理が出来るのでしょう。
ペンタプリズムの再蒸着とか今でもやっているところがあるのかわかりませんが、修理代を考えなければ部品自体はニコイチ、サンコイチで使っていっても足りるでしょうし。
さて、どんな新しいコンパクトカメラなら欲しくなるかというと、オリンパスのXAです。
モータードライブは難しいと思うので、写ルンですと同じ巻き上げダイヤル式のXAがいいんじゃないかと思います。
あとはハーフサイズにするかどうか。
ペンタックスじゃなくてリコーの有名なコンパクトカメラといえばGRの他にオートハーフがあります。
さらに、フィルムが高いから72枚撮れたら嬉しい!
デジタル時代のレンズをフィルムで、それもハーフ判で撮ったらどんな感じになるのか興味があります。イルフォードのPANF PLUSが現存するうちに。
今更遅いという意見もあるかと思いますが、フィルム需要が底を打った感があるんじゃないでしょうか。
データを持っていませんので知りませんが。
とはいえ、フィルムカメラを出すのは2年後です、みたいなのじゃ手遅れになるんじゃないのかと素人は愚考します。
2022年12月08日
北アフリカ
トニー・ガトリフの映画に「愛より強い旅」っていうのがあります。
フランスに住む男が自身のルーツであるアルジェリアに行くロードムービーです。
そんなことは関係なくて、モロッコがスペインに勝ちました。
アルジェリアもモロッコも地中海に面した北アフリカで似たようなもんだろう、私にはそんな雑な知識しかありませんが、Wikipediaを見るとアルジェリアとモロッコは仲が悪いようです。
国交断絶ということなので、相当悪いようです。
モロッコで産出したガスをアルジェリアを経由するパイプラインでスペインに送っていたそうですが、アルジェリアはパイプラインを止めているそうです。
ところで、ワールドカップに出場しているアフリカ各国の代表のメンバーには出生国がヨーロッパの選手が多くいます。
ワールドカップ出場登録選手の出生国は、恐らくフランスが一番多いでしょう。
恐らく今回だけじゃなく前回も。
フランス代表になれないからルーツの代表になる、みたいな批判もあるにはあります。フランスがいいとこ取りしてズルいというわけです。
一方でフランスは移民であっても子育てしやすい国、という面もあるのでしょう。とはいえ、旧植民地の影響は色濃くありそうです。
ワールドカップの地域予選は抽選といいつつ対立の激しい地域は別グループになるように謎の力が働いていると言われます。
そんな配慮が働かなくてもよくなればいいですが、世の中そんなに甘くないんでしょう。
どうでもいい話のついでに、トニー・ガトリフの「ガッジョ・ディーロ」はアマゾンのプライム会員特典で見ることができます。
私の中の1位なんで見てください。
トニー・ガトリフの「ベンゴ」は私の中の映画の冒頭1位です。
プライムビデオにはありませんがyoutubeを検索すると冒頭があるのでこれも見てほしいです。